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開発者の思い

|エアサイクルに携わる人々

開発者の
思い
フクビ化学工業株式会社
技術部商品開発課 課長
一級建築士 辻  修

開発者の思い

フクビ化学工業株式会社
技術部商品開発課 課長
一級建築士 辻  修

家造りの主役は、あくまで工務店とお客様。
エアサイクルはそれを陰から支える柱のひとつにすぎない。
でも、それだからこそ、エアサイクルはそこにこだわり続ける。

「モノづくりFC」として

1984年(昭和59年)4月、エアサイクルは誕生した。 「外断熱の分野においては、 私達は先駆者であったと思います。オイルショック後の1979年(昭和54年)に省エネ法ができて、住宅の生活エネルギーを抑える、ということが推進されるようになりました。ところがその結果、断熱効率を良くするために、壁の中に配慮のない、ただ断熱材をつめこんだだけという家が沢山出てくるようにもなってしまったのです。それが結露やそれを原因とするハウスシックなどの問題と繋がっていきます。その、壁の中の環境に配慮した断熱システムを作ろう、というところがエアサイクルのアイデアの始まりでした。」 とこう語るのは、1987年(昭和62年)入社の技術部課長、辻 修氏である。

この数十年、住宅に関するニーズは様々に変化してきており、それに伴ってフランチャイズに参加しておられる工務店様から、断熱システムであるエアサイクルシステムに対して求められる要望もどんどん変化してきています。 例えば、最近は断熱性能や気密性の向上が求められるようになってきている、というように。住宅用建材を販売しているフランチャイズにも色々とあって、家を1件建てるための色々な素材を売るフランチャイズもあれば、常に同じものを提供してくるというフランチャイズもあります。

しかし、私達は、フクビ化学+伊藤忠建材というバックボーンのもと、長年の開発におけるアイデアとノウハウの蓄積と、エアサイクルというフランチャイズに参加していただいている工務店様の要望を繋ぐことによって、新しい商品を提供させていただいてきました。つまり、『モノづくりフランチャイズ』であることに徹してきたことが、長年フランチャイズを継続できた生命線であったのだと思っています。」

東京事務所

取材・撮影は東京事務所(フクビビル)にて行いました。

個性を大切にすること、
ひいてはそれぞれのために

エアサイクルにはもうひとつ、他のフランチャイズにはない特徴がある。それは、フランチャイズの工務店様にシステムの使用を強制しない、ということ。 「基本的に、システムを使用していただく上で、設計の制約をすることはありません。当然、システムを機能させるうえで、こういった設計・間取りでなければならないというものはありますから、曲げられないものは曲げてはいけません。ただ、逆に言えば、その守らなければならない一線を守れば、それでいい。その考えの根底には、様々な地域の工務店様との打ち合わせの中から、今のシステムの仕様を決めてきたということがあるからかもしれません。

エアサイクルにご参加いただいている工務店様は全国で約385社(2010年1月1日現在)。私達のシステムは、あくまで工務店様のひとつの断熱アイテムとして推奨して頂き、お客様がより長く、より気持ちよく、お住まいいただく上での縁の下の力持ちとしての役割をしている訳で、家づくりのうえでの主役はあくまで工務店様とお客様です。

屋根裏の換気口を設置するには腰屋根というスタイルが適しているのですが、お客様がデザイン的にどうしてもいやだ、ということはおありになるでしょうし、また列島南北では極端に気候が違いますから、家のスタイルも違ってくるのが当たり前のことです。工務店様のオリジナル設計の中でうまく当社のシステムを取り入れていただこう、と考えながら、お打ち合わせの中でのご相談に応じさせていただいています。」

工務店様にシステムをいかにご理解いただいて、お客様のご要望される設計の中でそれをどう取り込んで効果を発揮させていただくか。また、どうしたら、システムをいかに取り込みやすく、使いやすくできるか。そういったことを常にエアサイクルは考えてきた。

工務店様とお客様の新しいニーズにこたえるべく、日々試行錯誤を繰り返す

工務店様とお客様の新しいニーズにこたえるべく、日々試行錯誤を繰り返す

工務店様とお客様の新しいニーズにこたえるべく、日々試行錯誤を繰り返す。

東京事務所

取材・撮影は東京事務所(フクビビル)にて行いました。

工務店様とお客様の新しいニーズにこたえるべく、日々試行錯誤を繰り返す

工務店様とお客様の新しいニーズにこたえるべく、日々試行錯誤を繰り返す

工務店様とお客様の新しいニーズにこたえるべく、日々試行錯誤を繰り返す。

製品の事となると我が子の事のように熱く語りだす辻氏

製品の事となると我が子の事のように熱く語りだす辻氏

製品の事となると我が子の事のように熱く語りだす辻氏。

頭と感性を柔らかく保ち続けながら

辻氏は今のエアサイクルに関してこう考えている。「今のシステムは時代の変化に対応してきた積み重ねの結果です。以前のシステムより進化してきています。ひとつに、非常に気密性が高くなってきた。そして、もうひとつに施工性が良くなってきた。施工性がいいということは、現場での使い勝手がいいということです。

では現場での使い勝手がいいということはどういうことかと言えば、材料に無駄が出ない、作業効率が良い、ということに結びつきます。それは結果的にコスト削減や、廃材が少なく環境にも良いということにつながってゆくことになるわけです。

例をとれば、壁の断熱材の溝の切り方は、昔のものは現行のものと溝の切り方が違っていました。現行の正方形のダイヤ型の溝には、部材において上下左右の区別がありません。また、基礎の断熱材は長さをカットして、割り付けています。こうすると断熱材を使う場所に制限がなくなるし、基礎部分に照らし合わせてみて必要がない部分をカットして、材料を棄ててしまわなければならないこともない。すなわち、余分な廃材が生まれないということなのです。」

エアサイクルシステムを支える部材は、大枠で6~7点。化学加工品でありある意味シンプルな構造であるこれらの部材を、更に新しいものへ発展させていくことは、至難の業であるようにも感じられる。しかし、辻氏はこれで良し、とはしない。

「確かに化学製品単品としてみるならば、限界はあると思います。しかし、長く同じものだけ見つめ続けていると、頭が固くなってしまって、発想が固定されてしまうことがあるので気をつけなければいけません。果たして断熱材は現行の仕様で良いのか、という今現在のシステムを根本から見直すような類の疑問は常に持ち続けることが必要です。何故なら、創業よりこれだけ変化してきたのです。これからも変化してゆかないという保証はありません。もっと新しい外断熱システムが要求されてくるかもしれないし、そのシステムにあった納まりの部材が追求されてゆくことになってくることでしょう。その変化に柔軟に対応してゆくためには、日々の研究と細やかなコミュニケーションの積み重ねが、重要な礎となると考えています。」

辻氏は住宅建材に限らず、様々な異業種メーカーの展示会にも足を運ぶ、という。 そこには新しい発見がねむっている可能性があるからだ。視点を変えて素材を見つめていると、意外な方向性でエアサイクルに結びついてくることがあるのだそうだ。実際の商品化まで結びつくことはなかなか少ないが、出会うことがなければ新しい発想もまた生まれてこない。モノと人との出会いの間を行き来して、新しい住まいの支え方を探し続けてきた企業。それがエアサイクルである。

製品の事となると我が子の事のように熱く語りだす辻氏

製品の事となると我が子の事のように熱く語りだす辻氏

製品の事となると我が子の事のように熱く語りだす辻氏。