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エアサイクル

Q01「エアサイクル工法」は、一般的な住宅と比べてどう違うのですか?

エアサイクル工法は、在来工法(軸組工法)の木造住宅をベースに、専用部材を付加することで「エアサイクルシステム」を形成させています。一般住宅は、壁外装材裏面に通気層を設け、下端より通気を流入させて上端より排出する「外壁通気工法」を採用しているものが多く、小屋裏、壁、床下の空間がそれぞれ単独で常に解放された状態にあります。

これに対して「エアサイクルシステム」は、床下・壁・小屋裏の空間を連通させた構造にするとともに、床下や小屋裏の換気口を四季に応じて開閉させることで、あたかも人間の"衣替え"のように、季節に応じて家全体の温度を調整しているのです。

Q02なぜ健康住宅なのですか?

「フクビエアサイクルの家」では、自然エネルギーを利用した"涼温房"を住まいの冷暖房のベースと位置づけ、それだけでは足りない部分を暖冷房機器で補足します。ここで言う涼温房とは、日射の取得と断熱、遮熱や通風、躯体内の動く空気を活用した熱の移動を上手に利用して得られた輻射冷暖房状態を指します。

それでは、エアサイクルシステムが人体の健康にとってどんな効果があるのか、お客様から頂いたお話をもとにまとめたものをご紹介しましょう。

エアコンやストーブを使う時間が短縮され、自然流の暮らしかたが実現できます。このため省エネ効果が上がることはもちろん、自然の涼温房となることから、お年寄りやお子様に優しい住宅となります。

冬場に暖かい部屋から寒いトイレに行くだけでも、血圧が10ミリ以上も上がることがあります。こうした血圧の急激な変化は、脳卒中を引き起こしたり、循環器系疾患(心臓病、高血圧など)をお持ちの方々に大変な危険をもたらします。「フクビエアサイクルの家」では、部屋の周囲の通気層を利用した涼風・温風で家全体を包み込むことによって、部屋間や一日を通した温度差が小さくなります。これが健康を保つ上で大変大きなポイントとなります。

温風切出しタイプの暖房機器は、その温風によって塵や埃が舞い上がることがあります。壁を暖め、熱輻射を利用するエアサイクルでは、埃が舞い散ることが少ないため、空気が汚れず、気管支系疾患(小児喘息など)でお悩みの方々にも喜ばれています。暖房機器にターマレイ(天井暖房)を採用すると、より一層埃が舞わなくなり、室内空間をきれいに保つことができます。

Q03どうして空気が自然に動くのですか?

熱気球や飛行船が上昇するのはなぜだかご存じですか?これは、空気を暖めると軽くなって上昇するという法則を応用しているためです。また、熱は必ず温度の高い方から低い方に流れるという性質を持っています。「フクビエアサイクルの家」では、こうした自然の法則を応用して、空気の動きをつくり出しています。

たとえば、冬期にエアオープナー(小屋裏・床下換気口)を閉じると、床下~壁~小屋裏を連通した閉じられた空間が形成されます。陽の当たる南向きの壁内では、空気が太陽熱で暖められて上昇し、小屋裏空間に廻り込みます。そして、床下の空気は壁内の上昇気流に引き上げられて壁側に回り込み、小屋裏の暖かい空気は温度の低い北側の壁の中に向かいます。

このように、熱による空気の流動と温度差による熱の移動が連続して起こることで、空気を躯体の中で動かしているのです。

Q04太陽が出ていないときは、どうなるのですか?

エアサイクル層の空気を動かす熱源は、太陽熱だけではありません。

暖房機器の熱源を有効利用することは当然のことながら、たとえば冷蔵庫などの家電製品から発生する熱・人間やペットの体温・炊事などの生活熱など、室内の熱を活用することで、太陽が出ていなくても壁の空気を動かすことができるのです。

さらに、床下には地中からの地熱が集まりますが、これは年間を通して一定の温度(その地域の平均気温に等しい)であるため、冬は暖かさ、夏は涼しさが得られます。エアサイクルシステムはこの地熱も動力源として利用しています。

Q05どうして長寿命住宅なのですか?

木材はコンクリートよりも強く耐久性があると言われています。

よく例として挙げられるものに法隆寺があります。1,000年以上にわたる時間を越えて、今なお当時の姿を保っているのが何よりの証拠、というわけです。

しかし、木材の耐久性は、実は周囲の環境や含水率(木材が含む水分の割合)によって大きく異なります。木材が柔軟性と剛性を発揮するために最適な含水率は10~13%で、20%を超えると木材腐朽菌やシロアリが発生しやすくなってきます。

一般的な住宅では、土台や床下部分は湿度が高く、通風性も悪いため、木材にとって決して良い環境とは言えません。「フクビエアサイクルの家」では、通気性を高め、木材をつねに動く空気に触れさせて乾燥させることで、最も強さを発揮してくれる含水率に近づけています。実際に測定した事例では、木材含水率は11~16%と、理想に近い数値となっています。

Q06「エアサイクルシステム」は、どれくらいの歴史があるのですか?

エアサイクルも含めたパッシブソーラーハウスは、近年特に注目を集めていますが、実はその考え方はアメリカや北欧でグリーンハウス、エンベローブハウスなどとして古くから用いられている伝統あるシステムなのです。

わが国では、昭和7年、早稲田大学の十代田(そしろだ)三郎氏が建築学会論文において「中空通気壁構造」実験住宅の報告書をまとめ、建築雑誌に発表しているのが最初であると言われています。これを工業化に近づけ、専用部材を開発し、システム化したのがエアサイクルシステムです。

「フクビエアサイクルの家」は、昭和56年に部材を開発し、同58年に在来工法との実大比較実験を行い、翌年に本部となるエアサイクルホームシステム(株)を設立しています。

Q07「エアサイクルの家」は、どのくらいの実績があるのですか?

開発・発売以来約20年間で、全国で約4万戸の実績があります。発売以来、たくさんの施主様から喜びの声をいただいています。

Q08「パッシブソーラーハウス」ってどんな家のことですか?

エネルギー危機で省エネルギーがクローズアップされて以来、ソーラーシステム(太陽熱利用設備)が脚光を浴びるようになりました。これは主に給湯や暖房に利用されていますが、その多くはソーラーコレクター(太陽熱集熱器)を用いた「アクティブソーラー」方式です。

これに対してエアサイクルシステムが採用する「パッシブソーラー」方式とは、アクティブ方式のように熱を凝縮したり、風を電力に変換したりする装置や機械に頼らず、我々を取り巻く環境が持っているエネルギー(日射・気温・風・地温など)を建物自体に蓄熱したり、建物の空間(間取り)の作り方によって分配したりする手法を指します。

「フクビエアサイクルの家」ではこの考え方を住宅設計に導入するだけではなく、住宅そのものの構造にも工夫を加え、自然エネルギーをより一層効果的に利用しようと考えています。その工夫こそ、エアサイクル層なのです。

Q09結露対策はどうしているのですか?

まず、なぜ結露が発生するかを考えてみましょう。
結露とは、空気中に含まれる水蒸気が飽和温度より低い温度の物体に触れて水に変わり、その物体に附着する状態を言います。例えば、冷たいビールをコップに注いだとき、コップ表面に水滴がつくのも結露です。

住宅においても、家の中で発生した湿気が、冷たい窓ガラスや木材に触れることで結露が発生し、それが木材の腐朽につながり、住宅の耐久性を低下させる原因にもなります。そこで、エアサイクルシステムでは、

①壁の中の温度を上げる(動く空気、断熱性能向上) ②動く空気に触れさせる ③サッシの断熱性能をアップする(「エアサイクルの家」専用サッシ) ④室内の換気により湿気を屋外に排出する(集中換気システム「エコビム・スーパー3」) を作り上げることによって、躯体内結露を抑えています。

Q10家の中の換気はどのように考えているのですか?

換気手法には、自然、機械、個別、集中といった4つの考え方があります。

エアサイクルシステムでは、より良い換気を考える上で、室内の換気が必要不可欠だと考えています。

最近、社会問題視されている「シックハウス症候群」などについても、使用されている部材の選択が大きな要因を占めるのは確かですが、部材に含まれる化学物質などを放散するための換気システムも重要なポイントとなります。

Q11どこに頼めば「フクビエアサイクルの家」を建ててもらえますか?

「フクビエアサイクルの家」は、エアサイクルチェーンに所属する『登録工務店』しか施工できません。
エアサイクルシステムの設計・施工基準は、その機能が効果的に発揮できるようマニュアルで標準化されていますが、信頼できる確実な施工ができるのは、エアサイクルシステムを理解し、確実に施工できるよう研修を受講した登録工務店だけなのです。

お近くの登録工務店またはエアサイクル本部にお問い合わせいただければご紹介できます。

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