設計のポイント

• かわいくなり過ぎない様に

  外壁の仕上げはジョリパット材でクラック保証を付けた大壁工法のエンシェントブリック柄コテ塗仕上げでしました。破風・鼻隠しは木材とはせずサイディング+塗装仕上、メンテのかかりにくい軒裏は板貼り、外壁塗仕上げで手作り感も出てメンテナンスもしやすい仕様としました。さりげなく凹凸で品あるエンシェントブリック柄でアーチと木天井・グレー色レンガが、かわい過ぎず『かわカッコいい家』として男女問わず人気の高い仕様パターンとなりました。　

• 駐車場を庭倉庫と玄関を繋ぐ

  駐車場から、庭にある1.5帖の倉庫にキャンプ道具の出し入れがスムーズにできるようにした。広いポーチには、アクティブなご夫婦お揃いの自転車をとめるだけのスペースをスロープ付きで確保した。玄関内は、ホールを含み８帖と広く確保し来客時にゆとりある空間を演出している。玄関横の３帖の土間収納は、おしゃれ好きなご夫婦が姿見でファッションチェックする場所で靴や趣味道具もたっぷり収納可能。ランドクルーザーとエクストレイルを納車時には、通りからも庭内が見えないデッキ空間で食事をしたりと癒されているとのことでした。

• 『見せる』・『生活』
  

  １階洗面台の仕様は来客用でペンダント照明・丸鏡・器・水栓に拘り、クスの木ダイニングテーブル、チェリー材のオーダーキッチン、その周りに貼ったランダムなタイルは施工を悩ませたが木材との組み合わせで上質は雰囲気を少しは出せたかな・・・。
  ２階の洗面台は多目的利用のできる実用性のある深型シンクなどをチョイスしている。南側ホールは部屋干し空間でそこから共有のクローゼットへそのまま収納する動線です。主寝室はベッドの配置を決めて、高さ1300の上げ下げ連窓を2300天井高いっぱいに配置し窓下に設置したヘッドボード間接照明で雰囲気を出した。　　
  １階は『見せる』、２階は『生活』に拘った。